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栗本薫の世界最長の小説、グインサーガと怪しいSF小説、魔界水滸伝

始めて買った小説グインサーガ。中学生の頃から栗本薫の本は買いあさってました。僕らの時代も猫目石も読みました。個人的には魔界水滸伝が好きです。そんな栗本薫さんのご冥福を祈ります。

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最終的には王様になる男

個人的にはグインよりもイシュトバーンが好きでした。グインサーガの中でも特に光る個性のイシュトバーン。盗賊でありながら最終的には王様になる男。王様と言えばグインも王様になるわけですが、イシュトの人間性に私は惹かれます。

たぶん栗本薫さんも思いいれは強かったのではないでしょうか。始めはへたれな脇役のキャラだったんですけどね。でもだんだん中心にと言うか回りのキャラが押し上げてしまうようなふしがありますね。

グインサーガの世界でなくてはならない。むしろ一番人間味あふれたキャラクターに感じます。陽気な彼が段々後半に行くにつれてダークなキャラに変貌していくのも必見ですね。



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